援助交際ブームと呼ばれた1990年代後半。1996年には「援助交際」が流行語大賞にまでノミネートされました。
コギャルと呼ばれた当時の一部のJKたちは、援交をしていて当たり前、体を売って当たり前、パンツを売って当たり前…そんな時代でした。
1999年に児童買春・児童ポルノ処罰法、いわゆる「児ポ法」が施行されたのも、この援助交際ブームが社会問題となっていたのが大きな要因と言われています。
時代は変わり移り現代、今時のJKたちも援助交際をしているのか?
しているのならば、いったいどこでどのように募集と応募が行われているのか、どんな罪にあたるのか。
今回はその辺のちょっとアングラな部分を解説します。
昔と比べて援交JKの数は減少しているが、まだまだいる
まず先にお話すると、援交ブームだった頃と違い、今時援助交際をしているJKってもうあまりいません。
これには20年前と違い消費をしなくなった今時の若者の傾向もありますし、なによりネットの規制や条例、法律が厳しくなったのが大きな要因です。
それでも「自分の体を売ってでもお金が欲しい」というJKが0になったのかと言うと、もちろんそんなことはなく、今でも援交をしているJKは確認できます。
私自身、「援交をしている、していた」と言うJKに出会ったことがこれまで何度もあります。
そんな現代の援交JKたちはいったいどこにいるのか。
私が実際に本人たちや関係者から聞いた情報をお話していきます。
援交JKの募集場所と見つけ方
出会い系サイト(アプリ)やチャットアプリで繋がる
探すと今でも普通に見つけられますが、やはりネットで援交相手を探している子はいます。
例えば出会い系サイト(アプリ)やチャットアプリは基本です。有料・無料問わずどこでも毎日見かけます。
18歳未満の違法JKは主に無料のチャットアプリで募集していることが多いですが、無料アプリは子供たちによる「釣り」や「晒し」も多くトラブルが怖いので、おすすめできません。それに簡単に捕まります。
他にも無数にある「~トーク」「~チャット」系の無料アプリも、援交おじさんと援交募集のJCJKがいまだにいます。援デリ業者なども多いですが。
有料の出会い系サイト(アプリ)は18歳になれば年齢確認が通るため、高3の合法JKやJD、10代の子たちが割り切り(援交)募集をしています。
こちらは18歳以上の年齢確認が通っている子しかいないため、安全です。
援交とは若干ニュアンスが違いますが、パパ活から発展させていくのなら、有名なパパ活専門マッチングアプリであるpaters(ペイターズ)もありです。
SNSの裏アカウントから繋がる
そしてここ数年で流行っている手法が、SNSの「裏アカ」を利用した募集です。
リアル知り合いの人たちに隠れて活動するためのアカウントという広い意味でも使われます。
裏アカには大きく分けて2パターンあり、一つはエロい自撮り写メを載せるパターン。もう一つが援助交際用。
例えばTwitterで「裏アカ」と検索してみると、一瞬で以下のようなアカウントが出てきます。
援辞める予定だったけど緊急で今日お金欲しくて ホベツ2@横浜で会える人いる?時間はできるだけゆっくり会える人がいいな!
あ。あとは冷やかし防止の為に電話番号教えてくれる人以外は会わないよー— タルト@割り切り/援助/新大久保/サポ (@tart3322) 2015年9月19日
まあこういったわかりやすいタグを利用して露骨に援交や神待ちをしているツイートやアカウントは、基本的には全部援デリや風俗の業者、もしくは出会い系や出会えない系のサイト・アプリに誘導する業者です。
しかし、こういったわかりやすいアカウントや検索方法を除外して、もっとしっかりガチの裏垢を探してみると、個人で援交をしている素人女性は結構いますし、中にはガチのJCやJKも普通にいます。
また、ここ近年では「援交」や「割り切り」という言葉の代わりに「パパ活」という言葉が流行っています。
援交より言いやすいためか、「パパが欲しい」「パパ募集」と言ってるJKは日々めちゃくちゃ見かけます。
私まだ17だからパパ活アプリ登録できない、、、今コロナのせいでバイトできなくてお金ないのに😭
— y u r a n o .( 🐰 ) (@Ak_xoxoxo) April 6, 2020
JKを買春する際の相場
JKたちが自身を売りに出している金額の相場を見ていきましょう。
私自身が交渉したことはないので、あくまで本人たちがサイトやアプリで堂々と提示していた金額の話になりますが、15,000円から30,000円くらいが多い印象です。
プチ(手コキやフェラチオ抜きだけで行う簡易援交)だと、もう少し下がるケースが多いです。
昔は援交のやり取りと言えば「イチゴ」「プチ」「ホ別2」などの隠語が飛び交ったものですが、これはもう死語と言えます。
そもそも最近のJCJKたちはあまり隠語を使わない(そもそも知らない)で、露骨な表現で募集しているケースが多い印象。
逆に考えれば古臭い隠語をガンガンに使っている自称JKやJDはほぼ間違いなく業者なので、わかりやすいです。
相場を全然理解しておらず、要求金額がやたら安かったり高かったりする子は慣れてないガチの素人JK率が高い気がします。
援交を募集・応募する際の隠語
よく出会い系サイトや出会い系アプリで「○」「◎」「○を表した絵文字」「まるぼ」「条件あり」「お願いあり」「助けてくれる人」「意味わかる人」「応援してくれる人」「割り切り」「わり」「えん」「サポ」「ヘルプ」などの謎募集がありますよね。
これらは全て「援助交際してくれる男性を募集」という意味の隠語です。
割り切り募集が盛んな旧式の出会い系サイトなんかではさらに細かいたくさんの隠語がありますが、基本的にはわかりやすい隠語が多いです。
しかし先ほども触れましたが、最近は隠語を一切使わない子が多いです。
ちなみに、最近では「パパ活」というワードもNGとしているアプリが多く、「P」「ピピ」などの隠語が使われていることもあります。
アウトなのは援助交際ではなく児童買春
JKの援助交際情報を長々と書き記していきましたが、当然ながら、18歳未満の女子を買春することはバリバリの犯罪です。
しかし、「援助交際(単純売買春)自体は刑事罰の対象ではない」ということはご存知でしょうか。
実は18歳以上の合法JKを買う場合は、被害者なき犯罪として刑事罰の対象になりません。
明確に認められているわけではないが、かと言って刑事罰の対象ではないので捕まることもない、グレーゾーンなところなんですね。
実際のところ18歳以上の援助交際なんて、出会い系を見ればわかりますが毎日大量に行われていることです。細かいことを言えば愛人とかだって援助交際ですし。
違法JKを買う場合は、正確には援助交際の罪というものではなく、児童買春(児童売春)にあたるためアウトなのです。

まとめると、18歳以上との援交はグレーゾーンだけど、18歳未満の女子との援交は淫行に加えて児童買春にもあたるので、絶対にアウトということです。